カミングライダー2019 BLACK参上!?

#カミコベをバックグラウンドから支援するおっさんチャリカツ ライダー!

 阪神・淡路大震災の復興支援への恩返しをテーマに例年開催されているチャリティーライブフェス「COMIN’KOBE」をご存じでしょうか? 今年のカミングコウベ2019が5/11に神戸空港隣接地で開催されます!今回縦断を走る森脇は、このフェスのコンテンツ「減災ヴィレッジ」「ひとぼうStage」の運営スタッフとして例年ボランティア参加しています。

 このカミコベでは、例年「カミングライダー」という企画(?)をしています。これは若手アーティストが東日本大震災被災地から神戸まで自転車で移動しつつ、さまざまな体験をして、経験をつみ、アーティストとしての糧にしようといった、素晴らしくも無謀な取り組みで、毎年、この試練をクリアするライダー達を輩出してきています。「盛岡から神戸まで」だった行程は、近年、熊本地震の発生により、「神戸をスルーして熊本まで」となり、また昨年「北海道胆振東部地震」があったので今回の行程は「北海道から神戸まで」とされ、新たな被災地の発生に伴い距離だけにおいても企画がエスカレートする傾向にあります。カミングライダーは走り出したら一切のお金を使う事ができないルールです。道中のライブハウスに立ち寄って音楽活動をしては、誰かからの施しをいただき、なんとか生還するというサバイバル的なチャレンジです。

 例年、これに取り組む若手アーティスト達には薄いサポートしかしてこなかったのですが、この2019のカミングライダー(タバティ・タバタくん)はバイクの選定から、メンテのことなど少しディープなサポートをさせてもらっています。

 本家カミングライダー2019は、昨年震災のあった北海道は札幌をスタートポイントとして神戸まで、音楽でメッセージを伝えながら自転車移動します!(本家カミングライダーの行程はこちらをご覧ください。)

 そして、おっさんライダーの森脇は「カミングライダーブラック(非公認)」として、カミコベのコンセプト「神戸からの恩返し」の想いを共有し、列島縦断(宗谷岬から佐多岬まで約2700km)に挑みます。

 お互いが無事にミッションを遂げられますように。そして、このチャリティーアクション(カミコベでは、チャリティー活動を略して「チャリカツ」と称しています。)が、少しでも多くの方の共感を得て、カミコベの「チャリカツ」(チャリティー募金)にも貢献できることを願っています!

 ●本家カミングライダー2019のおよその行程とルール

 【 4/18札幌 → 5/11神戸 COMING KOBE会場の 約2000km 】

 移動は自転車のみ。移動中は電力、お金を使う事ができません。同行支援者あり。(逆に道中の皆さんの支えが必要です)

  …ほかにも「カミコベ本番に間に合わなかったら、出演できない」など、いろいろな試練を課せられているようです。そして経由する各地でライブハウスなどに出演する模様。もしもカミングライダーがあなたの街にやってきたときには、エネルギーの足しになるような何か差し入れを!そして彼の歌を聞いていただける事を願っています!

詳しくは https://twitter.com/comingrider

● カミングライダーブラックこと、森脇の行程とルール

 【 4/19宗谷岬 → 4/26佐多岬の 約2700km 】

 移動は自転車のみですが、函館から大間の間のみ船で移動します。

 単独で走ります。ギネスのルール上、伴走は付けません。(風よけのサポートを受けるなど、単独の条件にとってペナルティとなりうるため、自分の前後自転車5台分は距離を開けないとなりません。)そのため、もしも見かけても一緒に走ったりせず、ただただ見守っていただけると嬉しいです!逆に写真など、その場所を走っていたという証明になる情報提供はウェルカムだと思ってます。

  途中、飲食や宿泊など身銭を切ることは自由です。(基本は睡眠のため宿を取る予定です。)

 去る4月4日、カミコベ(COMIN’KOBE)の実行委員長、松原裕さんが永眠されました。思えば、彼の壮絶な闘病記を見ながら、何か力になれないか?ということが事のはじまりでしたので今は本当に残念でなりません。若くして亡くなられた松原さんの事、そして彼の意思を継ぎチャリティーフェスとしてのカミコベをさらに発展させようと奮闘するスタッフ、アーティストの方々に想いを馳せながら、事故なく安全に走って帰りたいと思っています!